斜面崩壊予測の調査・設計

十分なノウハウ・スキルを有する技術者が現場へ出向き、崩壊予兆を見逃さず安全を確保できる経済的な対策を立案いたします。お気軽にご相談ください。

目視調査概要

目視調査植生状態・湧水の有無・浸食過程・遷急線 遷緩線など
現地踏査対象斜面の変状・保全対象の危険度
詳細調査集水状態・地表水流向確認・降雨時(地震時)の斜面安定性の低下予測
付属調査近隣・類似斜面の崩壊履歴

調査レベルの目安

調査レベル調査対象斜面の概要調査内容
調査レベルⅠ1,斜面高が小さく勾配も緩い
2,地質構造が単純である
3,想定崩壊が小さい
4,崩壊履歴がない
5,施工過程で不安定化のおそれが少ない
崩壊想定を主眼とする地表調査に重点を置く、必ずしもサウンディングを必要としない
調査レベルⅡ1,斜面高がやや大きく勾配もやや急、斜面高は低いが勾配は急
2,地質構造がやや複雑で地表調査だけでは明確にしにくい
3,想定崩壊がやや大きい
4,小規模な崩壊歴
5,施工過程で不安定化のおそれがややある
・地表調査
・簡易貫入試験・・・2,3側線
・調査ボーリング・・・1本以上
調査レベルⅢ1,斜面高大きく勾配が急
2,地質構造が複雑で簡易なサウンディングだけでは明確にしにくい
3,崩壊規模が大きい
4,中規模以上の崩壊履歴・斜面に異常変状が見られる
5,施工過程で不安定化のおそれがある
・地表調査
・地質調査ボーリング・・・2,3本
・サウンディング(標準貫入試験・スウェーデン式サウンディング)・・・数側線
・土質試験
・必要に応じて弾性波試験
新・急傾斜地崩壊防止工事技術指針 出典